10/01/2008

[DV2010] 米国永住権抽選申請受付開始

アメリカは世界でも最も開かれた国のひとつですが、それでもアメリカで就業したり、アメリカに居住するには厳しい制限があります。
日本には移民法もありませんし、例えば外国人が日本に働きに来ても、雇用者が雇用証明をしてくれている間しか、日本で働いたり、日本に住んだりすることはできません。(注1)
アメリカには永住権という制度があり、永住権を取得した人はアメリカで自由に働き、学び、住むことが出来ます。永住者は選挙権がない以外は、アメリカの市民権を持っている人と同等の権利と義務を持ちます。
アメリカの永住権を取ると外国人登録証が発行され、常時携行が義務づけられます。正式名称I-551、通称グリーンカードです。
グリーンカードを取得するために、多くの人が大変な努力をしています。 ところが、さすがは自由の国アメリカです。 昨年移民の少なかった国々の希望者から5万名に抽選でグリーンカードが当たるという制度があります。
移民多様化ビザプログラムと訳されていて、通称DVと呼ばれています。
日本からも毎年300人を超える人がこの方法でグリーンカードを手にしているようで、日本人の当選確率は1説によるとなんと1%という高い確率です。
インターネットから簡単に応募できます。本年度のDV-2010の受付期間は2008年10月2日~12月1日(EST) です。
在日米国大使館のサイトに日本語の解説がアップされます。
本日現在、「(DV-2010の日本語版の詳細説明は現在作成中です。ご迷惑をお掛けしますが、今しばらくお待ち下さい。) 詳細は国務省のインストラクション(英文)をご覧ください。」となっています。

注1:正規の在留資格にて継続して10年以上日本に滞在している人などは、日本の永住権を申請することができる場合があります。 おことわり:日本にも在日韓国人など、永住外国人は多数おられますが、アメリカの移民とは意味合いが異なると考えています。

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