8/31/2009

三菱東京UFJ銀行からアメリカの銀行への送金

三菱東京UFJ銀行の日本円の普通預金口座から、アメリカの銀行口座に送金してみましょう。
まず、送金申込書を記入して、番号札を取って待ちます。 送金先の銀行の銀行名、支店名、送金先の口座名義、送金先の口座名義の住所、送金先の口座番号と、送金先の銀行の支店の住所、銀行番号(ABA番号)が必要です。
金額によると思いますが、送金の目的を示すための書類が必要になることがあります。
日本円の口座から、 三菱東京UFJ銀行のTTSレート でUS$に換算されます。 三菱東京UFJ銀行のTTSレートは、三菱東京UFJ銀行の仲値に$1あたり1円の手数料を加えた金額です。三菱東京UFJ銀行の仲値は Yahoo!ファイナンスで20分遅れで表示されているレート よりも数セントお得なレートだと感じましたが、時によって事情が違うかもしれません。
送金金額が$100,000.00を超えるときには、TTSレートは使われず、ドル買い注文を市場に出すことになります。TTSレートよりも数セント不利なレートで約定する気がしますが、時によって事情が違うかもしれません。

三菱東京UFJ銀行から、アメリカの銀行への送金には、5,000円の送金手数料がかかります。
「テレビ窓口」を利用してキャッシュカードからの出金で送金すれば、手数料が 3500円に割引になります。ただし、テレビ窓口は三菱東京UFJ銀行の口座が生体認証を利用している場合には使用できません。また、旧東京三菱銀行の支店にはテレビ窓口のブースが未設置の支店があります。

日本の銀行は、振込手数料は振り込む時にのみ必要で、振込を受け取る側には手数料は不要ですが、アメリカの銀行は送金を受け取る時にも手数料が必要なのが普通です。プレミアムな口座を持っていたり、残高が一定額以上だと手数料が不要になる銀行もあります。 手数料は受け取る側の銀行やその口座によって金額が異なりますが、通常1回の送金受け取り当たり $10から $12くらいです。相手に入金される金額を確定するためにこの手数料を日本からの送金側が負担することも可能ですが、その場合には手数料は 3,000円必要です。

8/20/2009

CPB(セントラル・パシフィック・バンク)に銀行口座開設

アメリカでは社会保険番号(SSN)を持たない人の銀行口座開設は制限されていますが、ハワイ州では社会保険番号(SSN)なしに、日本のパスポートの提示で銀行口座を開設する事が出来ます。

CPB(セントラル・パシフィック・バンク) は、元は住友銀行の系列であったそうです。ワイキキ支店には日本語の説明書がロビーに常備されていて、日本語の口座開設用紙も用意されています。
利子の付く普通預金口座(saving account)と、小切手(check)やクレジットカードやデビットカード支払のための当座預金(checking account)を開設し、必要に応じて普通預金と当座預金間の資金をオンラインバンキングで移動させます。

当座預金口座(checking account)のお勧めはフリープラス(Free Plus Checking)です。口座開設に必要な金額は$50.00。トラベラーズチェックでの持参が良いでしょう。最低金額で口座を開設し、必要な資金は後ほど日本の銀行から送金します。
フリープラス(Free Plus Checking)には口座維持残高はありません。口座維持手数料もかかりません。毎日複利計算で利息が付きます。銀行の利用状況によって利率が優遇されるサービスがあります。
無料で50枚のチェックブックが付きます。口座開設時に4枚の仮のチェックをもらえ、チェックブックが完成するのは後日になります。
(FHBの場合、同様の当座預金にチェックブックは無料ではありませんでした。)
アメリカの銀行はどこも、預金通帳は無く、毎月明細書(statement)が自宅に郵送されます。 オンラインバンキング は無料で使用出来ます。 窓口でオンラインバンキングの手続きも行ってくれるので、その日からオンラインバンキングが使えます。
(FHBの場合、オンラインバンキングは後日PINが自宅に郵送されてから使用開始となりました。)
ハワイ州およびアメリカ本土でのATMの使用手数料は1回$3.00まで無料です。アメリカは小切手(check)、クレジットカード、デビットカード社会で、日本のように現金を多く使いませんのでこれで十分な金額です。

普通預金(Personal Saving Account)の口座開設金額は$100.00で、口座維持残高は$200.00、口座維持手数料は無料です。$200.00で口座を開設し、後ほど日本の銀行から当座預金(Free Plus Checking)に送金して、オンラインバンキングで必要に応じて当座預金(Free Plus Checking)から普通預金(Personal Saving Account)へと資金を移動させるのが良いでしょう。

アメリカではお金を送るときには小切手(check)を郵送します。日本のように振込はあまり行われません。振込では、振り込んだ側が手数料を払うのは日本と同じですが、受け取った側にも手数料が発生します。日本から送金すると、日本の銀行に¥3500-¥5000の送金手数料を払うのに加えて、受け取るCPBに$15.00の手数料が必要です。普通預金と当座預金の合計金額が$10,000.00を下回ると毎月$20.00の口座管理手数料が発生するエクセプショナル・チェッキング口座に変更すると、送金受取の手数料が無料になります。CPBの場合、送金前にCPBワイキキ支店の担当者に電話をしてから送金すると、その送金からエクセプショナル・チェッキング口座として送金手数料無料で取り扱ってくれます。
(FHBの場合には、口座残高が口座維持残高を上回ってからプライオリティ口座への変更が可能になるため、初回の送金受け取り手数料は無料になりません。)

後日、クレジットカード兼デビッドカード兼キャッシュカード(VISA CHECK CARD)と、暗証番号(PIN)が別々の普通郵便で自宅に送付されます。夫婦口座だと、カードが2通、暗証番号(PIN)が2通の4通の普通郵便が届きます。
(CPBのカードはハワイのビーチの絵柄です。FHBのゴールドカードのデザインとは、どちらが良いか好みが分かれる事でしょう。)
注:アメリカでは銀行口座は夫婦共有名義を使用します。住宅の名義も夫婦共有です。アメリカの住宅の夫婦名義は持分の指定は無く、文字通り夫婦で共有です。

当座預金口座(checking account)は1年間、普通預金口座(saving account)は2年間、入金または引き出しが無いと、確認書が郵送されて来ます。その書類にサインをして返送しないと、休眠口座となり、口座維持手数料が毎月引き落とされるようになるので、注意が必要です。
口座開設から6ヶ月以内に解約すると、手数料$40.00が差し引かれます。

参考記事: FHB(ファースト・ハワイアン・バンク)に銀行口座開設



View Larger Map

8/01/2009

(これで完璧!!夢のハワイ別荘取得マニュアル) アスベスト天井、鉛ペンキ、ソーシャルセキュリティ番号



2003/08/15 初版第一刷発行
p224「1978年以前に建築された建物の天井には、アスベストを使用しているものがあります。」
p227「1978年以降のペンキには鉛は入っていません。」
p247「ハワイ州の法律で1986年9月以降、コンドミニアムがアパート区域に建てられている場合、ホテルとして短期(1ヶ月以内の日数)で貸してもよいというライセンス(ノン・コンファーミング・ユース・サーティフィケート)がないと貸してはいけないことになりました。・・このライセンスの利点は短期滞在の人に貸せることですが、欠点は同じ建物なのにホテル並みの固定資産税を払わなくててはならないことです。」
p259「ソーシャル・セキュリティー・ナンバー(社会保障番号) 以前は社会保障のオフィスに行って申請すれば、社会保障番号を簡単に貰うことができました。しかし1995年の9月から急に外国人はこの番号をもらえなくなりました。」