9/05/2009

FHB(ファースト・ハワイアン・バンク)に銀行口座開設

ファーストハワイアンバンク(FHB)の 日本語サイトでは、次のように書かれています。
  • FHBの親会社であるBNPパリバは世界の銀行および金融サービス界のリーダーであり、アジアで指導的な地位にあるとともに、米国でも顕著な成長を見せています。また、同グループは世界85カ国で営業し、169,800人の従業員を擁する世界でも有数の国際的金融ネットワークのひとつでもあります。 Forbes誌はBNPパリバを世界で最も優れた五つの銀行の一つに挙げています。また、同行のStandard & Poor’s(格付機関)による格付けはAAであり、この格付けにより信用度をにおいて同行は世界の銀行中6番目にランクされます。さらにGlobal Finance誌は同行を世界で最も安全な銀行第8位に指名しています。
  • FHBは総資産、預金量、貸付量、資本及び、収益力全ての項目においてハワイ最大であるとともに、ハワイで最も古い歴史を誇る銀行です。ファースト・ハワイアン・バンクは1858年の創業以来、経済の好不況にかかわらず、首尾一貫して忠実にお客様に奉仕してまいりました。これが150年に及ぶ安心の歴史です。

FHBの支店では、日本語で銀行口座が開設できます。
日本でも2008/03/01から、銀行口座開設にあたって 本人確認が法律で義務付けられました が、アメリカでは以前から社会保険番号(SSN)を提示しないと、銀行口座は開設できないルールになっています。FHBでは、日本のパスポートを提示すれば、SSNを持たない日本人でも口座開設ができるようです。
$100.00のトラベラーズチェックを入金して、"TOTALLY FREE CHECKING"という口座を開設しました。
この口座には月額口座管理手数料は必要ありません(No monthly service charge)。また口座の最低残高も必要ありません(No minimum balance requirement)。小切手(check)の使用手数料は無料です(No per check charge)。
(注:アメリカの銀行口座は口座の最低残高を下回ると、口座管理手数料が必要になったり、小切手(check)に手数料が発生したりする口座が一般的です。)
初期開設者用の小切手(check)が4枚ついています。追加の小切手(check)は有償で追加発注します。
(注:日本では小切手(check)はあまり使われませんが、アメリカでは日常の金銭の授受や公共料金の支払い、税金の支払いなどは小切手(check)で行うのが普通です。)
2年間使用しないと口座が休眠口座になってしまいます。口座が休眠口座になってしまうと、毎月$5.00の口座手数料(Inactive Account Fee)が差し引かれるので、注意が必要です。
アメリカの銀行では普通なのですが、通帳は無く、毎月明細書(statement)が届きます。オンラインバンキングではいつでも残高照会などが可能です。
アメリカの銀行では、日本と違い、夫婦は共有名義で1つの口座を持ちます。納税も夫婦で1通の確定申告を行います。
約1週間後に、テレフォンバンキング(PHONE BANING)の暗証番号(PIN)が差出人が記載されていない封筒で普通郵便(航空便)で届きました。それからカードの暗証番号(PIN)が同様に差出人が記載されていない封筒で普通郵便(航空便)で届きました。約3週間後にカードが、返送先の私書箱番号だけが記載されていて差出人は記載されない封筒で、普通郵便(航空便)で届きました。このカードは、キャッシュカードと、デビットカードと、クレジットカードを兼用したゴールドカードです。カードの年会費は無料です。
キャッシュカードとして使用する場合、FHBのATMを使用する場合には手数料は無料ですが、アメリカ国内の提携ATMを使用する時には$1.00、海外の提携ATMを使用するときには$2.50の手数料がかかります。このカードをデビットカードとして使用する時には、レジで暗証番号(PIN)を入力します。即座に銀行の残高から差し引かれます。
クレジットカードとして使用するときには、日本のIC機能のないクレジットカードと同様にサインをします。伝票にサインをする場合とレジの機械のDSのような画面にサインする場合があります。日本では「お支払い方法は?」などと尋ねられますが、アメリカのクレジットカードには支払い時に分割払いを選択する制度はありません。このカードは厳密に言うとデビットカードのクレジット機能と呼ばれているもので、月末にまとめて精算するタイプとは違い、クレジットカード会社は逐次銀行口座から引き落としを行います。銀行口座の残高を月末に確認すれば済む通常のクレジットカードとは違います。クレジットカード会社が銀行に請求した時に残高が不足していると、相当面倒な事になります。$26.00の手数料が必要なだけではなく、アメリカでは信用情報があらゆる場面で照会されます。アパートを借りる、車のローンを組む、就職試験を受ける、などが相当難しくなります。
インターネットバンキングは、ハワイ在住の人はサイトから申し込めますが、日本在住の人は書面で申し込みます。約2週間後に、ユーザーIDとパスワードが別々の普通郵便で届きます。夫婦の口座の場合、それぞれのユーザーIDとパスワード、合計4通の封書が届きます。
日本のペイオフの1千万円までの預金保護は受けられませんが、アメリカのFDICの預金保護制度が同様の仕組みを持っています。FDIC預金保護制度対象銀行1行につき預金者1人あたり10万ドルまでが保護されます。


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