12/10/2007

[抽選グリーンカード] グリーンカード抽選当選後の手続はcase number順

グリーンカード抽選には、アメリカ政府のウェブサイトから応募します。

抽選の結果、10万件が無作為に選ばれて、続きの手続を案内する書類が郵便で送られて来ます。これを当選と呼んでいるサイトが多いようです。10万件ということは10万家族なので、実際に当選した人は10万人を超えると考えられます。夫婦ならば1件で2人、夫婦と子供2人ならば1件で4人。海外の諸国からの応募では、もっと子供の多い応募も多いのではないかと思います。ただし、夫婦が2人とも当選している場合もあるとすると、その場合には2件で1家族となります。1件の人数が平均3人だと仮定すると、30万人が当選した事になります。

ところが、実際にグリーンカードが発行されるのは5万枚です。当選した30万人のうち5万人しかグリーンカードの発給を受けられないわけです。だから、急いで続きの手続を、と急がせているサイトがあります。しかし、この解釈はおそらく誤りだと思います。

無作為に選ばれた10万人に送られてくる当選通知、すなわち「続きの手続のガイド」には、case numberという番号が振られています。手続はこのcase numberの順に行われ、5万枚の移民ビザが発給されたところで打ち切られるようです。

急いでも無駄で、むしろ自分のcase numberの順番が回ってきたときに、不備がないように確実に準備する事が必要だと考えられます。

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