9/05/2009

米では常識の“経済偏差値”クレジットスコア

「カードの利用履歴を点数化したものをクレジットスコアと呼びます。どんなカードでどれだけ買い物をしたり、借り入れをしているか、返済の遅滞はないか…などを信用情報機関が独自の基準で数値化したものです。日本ではまだ一般的ではありませんが、アメリカではこのスコアがカードを作ったりお金を借りるときの信用力だけでなく、就職や転居のときの人物鑑定のモノサシにもなるし、結婚相手の人物評価に使われたりもします。点数が高ければ低利の融資を受けられ、就職や転職でも有利になります」

出典: 米では常識の“経済偏差値”クレジットスコアってなんだ?

押さえるべき5つのポイント
  • クレジットの利用額を減らす。限度額の20%~50%に抑えるが、毎月必ず使い続ける
  • クレジットカードを持ちすぎない。二枚か三枚で十分である
  • 6カ月間は新しいクレジットカードを作らない
  • ローンを組む前に自分の信用格付が正しいかどうかを確認しておく
  • 住宅ローンを組む気があるなら消費者金融は利用しない
出典: クレジットスコアを知っていますか?

クレジットカードをきれいに使っているか否かで、個人の信用力にかなりの開きが出る時代になってきた。今やカードは持っているだけでは意味はない。それなりの金額を使い、しかもきちんと返済して、自分の履歴を磨き上げてこそ、カードは持つ意味があるのだ。

日本では現金主義が尊ばれてきた。「カードを持ってはいるが、使うのは現金が足りない緊急時だけ」「海外やガソリンスタンドでしか使わない」という主義のシニアは珍しくないようだ。現金の補完的役割と位置付けているわけだ。
しかし、カード社会の米国で広まったクレジットスコアは、「カードを全然使わない」という暮らしぶりを高く評価するわけではない。この仕組みでは現金主義は必ずしも堅実さの証とはならないのだ。

日本では勤め先の格や年収の水準が個人の信用力を推し量る目安に使われてきた。しかし、クレジットスコアが浸透していくのはそう遠くない先の事だろう。

海外、とりわけ米国で生活する計画のある人は、国際的なネットワークを持つカードを作っておきたい。そして、時間を掛けてそのグレードを引き上げておこう。カードがなければ、暮らしていけないのが米国の現実。きれいな使い方を続けて、国際的カードのクレジットスコアを引き上げておくのは、リタイア後の旅行三昧やロングステイにも役立つはずだ。

出典: クレジットカードでバレる「本当の階級」

「米国では、クレジットスコアが低い点数の人は、信用力が低いとみなされ、預金金利は低く設定され、リボ払いや住宅ローンの金利は高くなります。 一方、高い点数の人は、信用力が十分にあるとみられ、預金金利は高く、ローン金利は低く設定されます。さらにスコアは、一般企業にも販売されているため、就職の時はその点数で左右され、転居の際も点数が低いと支払いに支障が起きる危険性があるとして警戒されます。カードの支払いで延滞があったり、限度額の 50%以上を使いこんでいたりする人は、スコアが大きく下がるので注意しましょう」

出典: あなたの「クレジットスコア」はどれくらい?



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